生酵素での副作用あった?

「生酵素を使ってみたい」「生酵素ダイエットをしてみたい」生酵素は、今、とても人気のある商品です。しかし興味はあるものの、生酵素については“本当はよく知らない”という方も少なくありません。ここでは生酵素の中でも、最も気になる“生酵素の副作用”についてご紹介します。

 

本当に副作用ってあるの?

 

生酵素の副作用

 

“生酵素に副作用はほとんど無い”、といわれています。これはなぜかというと、酵素自体は、元来、人間の体内に元から存在している成分だからです。胃の消化を助ける「消化酵素」や、体の新陳代謝を促す「代謝酵素」などがこれにあたります。

 

元から体内にあるものを口から摂取して体内に取り込んでも、何の問題もないでしょう。ですから、生酵素に副作用はないといわれています。

 

まれに現れる症状

 

生酵素を摂取して、ごくまれに、「頭痛がする」「便秘になった」「下痢になった」「めまいがした」というような症状を感じる方がいます。しかしこれは、野菜や果物などの食べ物から直接ダメージを受けてしまう“食物アレルギー”が原因で引き起こされる症状の場合が多いといわれています。

 

卵アレルギー、エビアレルギー、かにアレルギー・・・、食物アレルギーは数えきれないほどたくさんあります。これらと生酵素がたまたま同時に胃に入った場合など、“生酵素で副作用が起こってしまった!”と思ってしまうこともあるようです。

 

生酵素の副作用ではない?

 

実際、生酵素を体内に摂り入れて頭痛などの症状が出たとしても、それは生酵素の副作用でないことが多いようです。大豆アレルギーや小麦アレルギーといった、“食物アレルギー”を発症する方は現在とても増えてきているといわれます。

 

そしてこの食物アレルギーが原因で“生酵素で副作用を起こした”と勘違いしてしまうことがあります。生酵素を摂取して頭痛やニキビや吹き出物といった症状が出た方は、自分に食物アレルギーはなかったか?と、いったん考えてみましょう。

 

また、幼少の頃から食物アレルギーは持っていなくても、大人になってから始めて、食物アレルギー反応を出す方もいます。生酵素の副作用はめったに見られないという報告が多いですから、まずは自分の最近食べたものは何だったのかを振り返り、病院でアレルギー検査を受けてもよいでしょう。

 

生酵素の好転反応

 

生酵素で好転反応が出ることも

 

生酵素の副作用だと思いこんでいたものが、実は好転反応だったということもあります。好転反応とは、体の中にある老廃物や毒素が排泄される経緯の途中で、体に現われる症状のことです。これは生酵素だけに限らず、漢方薬やサプリメントの摂取でも体表面に見られる症状です。

 

副作用ではなく好転反応?

 

頭痛、吐き気、めまい、便秘、下痢、強烈な眠気、ニキビ、吹き出物など、生酵素を摂取した時に副作用だと思っていたものが、“好転反応だった!”というケースは意外に多いものです。生酵素を摂取することで、体の中の新陳代謝が活発化して、体内のあらゆる働きが良好になります。

 

体に悪い影響を与える老廃物や毒素成分が体外へ排泄される過程で、体が一度ビックリして副作用にも似た症状を出す、とでもいうのでしょうか。

 

生酵素を摂取して好転反応が出た結果、「体が以前よりも健康的になった」という方もたくさんいます。「好転反応なのか」「食物アレルギーなのか」「本物の副作用なのか」、ということは、しばらく時間を置かなければ判断が難しいようです。

 

例えばこんな症状

 

生酵素の摂取で顔面にニキビや吹き出物が出た場合、これは体に溜まってしまった老廃物や毒素が排泄される前に、お肌表面に一度浮き出てくるような症状です。しばらく時間が経過すれば、ニキビや吹き出物は鎮静化していくことが多いようです。

 

また生酵素には胃腸の働きを活性化し、消化酵素の働きをサポートする役割もあるため、下痢に近い症状を引き起こしてしまうこともあります。この時は、生酵素の量を調節して摂取するようにしましょう。

 

生酵素の効果が出やすい体質の方もいれば、効果の出にくい方もいます。生酵素の効果の感じやすさには個人差もあるため、下痢などの症状が出たら、すぐに量を減らして様子をみるようにしましょう。

 

生酵素の摂取で注意したいこと

 

好転反応だと思っていたけど

 

好転反応だと思っていても、なかなか症状がよくならない場合は、すぐに病院受診をするようにします。中には本当に体に合わないケースもあるからです。

 

「下痢が止まらない」「体が妙にだるい」といったことが続くようであれば、すぐに生酵素の摂取をやめて病院へ行きます。自分で判断せず、必ず医師の診断を仰ぐようにしましょう。

 

量を守って

 

生酵素がいくら体に良いとはいっても、摂取のし過ぎは体によくありません。生酵素食品のラベルに載っている用量を守るようにします。用法・用量を守らなかった結果、副作用にも似た症状にさいなまれることもありますので、必ず量を守るようにしましょう。

 

薬との併用

 

血圧の薬や糖尿病の薬、ホルモン治療などのために日常的に飲んでいるような薬があれば、薬剤師や医師に相談します。「生酵素を摂取したいのですが、今の薬と併用しても大丈夫ですか?」と一度相談してから、生酵素を摂取するようにしましょう。

 

特に下痢止めや便秘薬といった薬は、生酵素との併用には注意する必要があります。なぜかといいますと、生酵素は胃腸の働きを良くする力に長けているので、効果がありすぎた結果の果てに、下痢や便秘を起こしてしまう可能性があるからです。生酵素は胃で働く消化酵素の力を強くサポートする成分なので、時にこのような症状が出てしまうことがあります。

 

まとめ

 

生酵素は、体にとても良い影響を与える成分です。しかしごくまれに、めまいや頭痛、吐き気、ニキビ、吹き出物といった副作用のような症状を感じる方もいます。これは生酵素が原因ではなく、食物アレルギーが原因で起こる場合が多いようです。

 

また、生酵素を摂取すると、副作用の症状に似た好転反応を見せる場合もあります。好転反応が出たら、少し様子をみてみましょう。どうしても症状が治まらない場合は、すぐに生酵素の摂取をやめるようにして、病院を受診するようにしましょう。